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自然気胸による緊急入院(2日目) [日常]



自然気胸による緊急入院(2日目)

結局、目が冴えてしまっていて、初日の夜は、ほとんど徹夜でした。お隣さんが時々うめき声や痛い痛いという音に加えて、初日に入った部屋が、回復室というところで、ナースステーションのすぐ近くなので、アラームやら呼び出し音が頻繁に鳴るのが聞こえてきて、よく眠れませんでした。特に、朝方4時ごろ、同じ回復室のお年寄りが、痛み止めの点滴を抜いて、尿道カテーテルも外してしまった様で、ナースがドタバタ慌ててやってきて大変そうでした。カーテン越しなので、音だけしか聞こえませんでしたが...

右胸の脇(ちょうど脇の下から5cmくらいのところ)の開けた穴には、透明のドレーンチューブが体内に差し込まれており、チューブの中には、体内から吸い出された血液や体液が透けて見えてます。チューブの先には、透明の箱のようなものが接続されていて、吸引の圧力を調整している様に見受けられます。

この箱とチューブを体につけたまま、院内を移動することになります。よく点滴を吊り下げているキャスターの様なものへ、箱をぶら下げて移動するという塩梅です。病院内の売店のローソンにこのキャスターを引いて良く行きました。

朝の食事、痛み止めの薬を服用した後、レントゲン室でレントゲンを撮ってくる様にナースに言われました。ベットから起き上がろうとするのですが、起き上がろうとすると、脇腹が痛み、一苦労です。四苦八苦して起き上がり靴を履き、4階の病棟から1階のレントゲン室へ移動します。一度、立ち上がってしまえば、脇腹の痛みは力まない限りそれほど痛みません。

レントゲン室で撮影が済むと、今度は、回復室に戻り、先生から、レントゲン写真を見て術後の経過を説明しに来てくれます。特に今のところ問題は無いとの事で一安心。午前からのルーチンがひと段落するかと思いきや、今度は、回復室から他の病室への移動となりました。ベットやら身の回りの荷物は、介護士の方が移動してくれるので、待合室で終わるのを待ちます。

移動した病室は、ナースステーションから一番離れた部屋で、気になる電子音も聞こえない閑静なところです。これならば、今夜は良く眠れる事でしょう。病院の食事は、美味しくないと聞いてきましたが、結構、美味しい、食べられるかなという印象。中にはどうしても無理というおかずが出ましたが、その時は、ふりかけ御飯と味噌汁でご飯を流し込みました。次回の入院時は、My振りかけを持参すれば食事は何とかなるなと思いました。

午後、もう一度、レントゲンを撮り、痛み止めを服用します。力むと脇腹が痛みますが、ナースから、痛む箇所を平手で押さえながら立ち上がると、少しは楽に立ち上がれますよと教えてもらいました。

不謹慎ではありますが、私の場合は、症状も回復に向かっており、日常の家事や育児から解放され自由な時間が取れて十分に休養することが出来て大変有り難かったです。また担当の先生も親身に診断してくれるし、ナースも巨乳で可愛く親切で至れり尽くせりです。

午後、先生がまたやって来て、何やら、ドレーンチューブの途中でピンチで挟んで、体内から空気を吸引するのを止めました。縮んだ肺が自分の力で広がり元の様に戻るのを見るそうです。経過が良ければ、明日、フォレーンチューブを抜くと話していました。

2日目も消灯の時間となり、ベットを倒して眠ろうとするのですが、眠いはずなのになかなか眠りにつくことが出来ずに、結局眠りについたのは、午前2時頃でした。あまり良く眠れないときは、ナースに話して睡眠導入剤を処方して貰うと良い様です。

次に続く
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